循環器科

循環器科では、犬・猫における心血管疾患の診断および治療を行っています。動脈管開存症や肺動脈狭窄症を含む先天性心疾患について、薬物による内科的治療のみならずカテーテルを用いたインターベンション治療も行っています。

小動物第1内科学研究室 准教授

小動物第1内科学研究室 准教授

亀島 聡Satoshi Kameshima

近年、獣医学領域における様々な心血管疾患に対する診断・治療のガイドラインが制定・更新されました[犬の変性性僧帽弁疾患(2019)/肺高血圧症(2020), 猫の心筋症(2020); アメリカ獣医内科学会]。これにより経験だけでなく、ある程度研究データに基づいた診断・治療が求められるようになりました。また、高齢化に伴い肝疾患や腎疾患などの併発疾患を有する心血管疾患罹患動物も多くなり、複雑な治療戦略を立てることが必要とされています。

北里大学・小動物診療センター循環器科では、上記のような診断や管理が難しい心血管疾患罹患動物の診断・治療も行っています。また、今なお一定数発生する犬糸状虫症の治療や、動脈管開存症および肺動脈狭窄症を含む先天性心疾患に対するカテーテル治療も実施しています。

ワンちゃん、ネコちゃんの心血管疾患についてご不安・ご不明な点があればお気軽にご相談ください。

小動物 循環器科

小動物 循環器科

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