農医連携学術叢書が出版されました

北里大学農医連携学術叢書第6号『食の安全と予防医学』(陽 捷行 北里大学副学長 編, 養賢堂)が出版されました(http://www.yokendo.com/)。北里大学は「農医連携」を重視していますが、その一環として「農医連携シンポジウム」を開催してきました。昨年10月の第6回シンポジウム(http://noui.kitasato-u.ac.jp/spread/symposium/article/sympo06.html)は、「食の安全と予防医学」をテーマとしました。書籍には、シンポジウムの講演内容がまとめられています。

 獣医学部からも3名の教員がシンポジストとして参加し、中村政幸教授(獣医学科)は「サルモネラおよびカンピロバクター食中毒 ―農の領域から―」、向井孝夫教授(動物資源科学科)は「農医連携の架け橋としてのプロバイオティクスの可能性を探る」、有原圭三教授(動物資源科学科)は「機能性食品の可能性と限界」について講演しました。

 現在、動物資源科学科では、医学部の協力により画期的な農医連携教育プログラムを推進し、「農」と「医」の視点をもつスペシャリストの養成をしています。農医連携教育プログラムのホームページ(http://www.vmas.kitasato-u.ac.jp/noui/)に詳しい説明がありますので、ぜひご覧ください。

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左は農医連携学術叢書第6号、右は第1~6回の農医連携シンポジウムの講演要旨を英語翻訳してまとめた書籍です。
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