広がる学び 4分野からのメッセージ
医科実験動物学分野から
実習レポート

農医連携特定実習1(医科実験動物学) 実習レポート

医学の発展にも貢献できる可能性を実感

実習風景

動物資源科学における哺乳(ほにゅう)動物の飼養管理技術は、ライフサイエンス分野の基礎を支える「実験動物技術者」の養成に貢献してきました。しかし、近年、医学分野では、実験動物技術者を研究支援者としてとらえ、高度先進化する動物実験医学を支援する人材として、より高いスキルを求めるようになっています。特定実習を通して、再生医療や遺伝子治療などさまざまな領域で成果を挙げている医用実験動物に関するスキルを、医療現場により近い視点で体験してください。
医学部の「遺伝子高次機能解析センター」は、マウスのSPF化や胚の凍結なども日常サービスとして提供する実験動物施設です。生体の遺伝子解析、遺伝子治療、再生医療、医薬品開発等の最先端の医学研究において、動物実験の必要性は今後ますます高まっていくことでしょう。医学部の実験動物施設、製薬会社の実験動物施設・研究所、実験動物生産会社等で活躍する人材が、動物資源科学科からこれまで以上に多く誕生することを期待しています。
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