学士力養成のための課題発表会開催-農医連携基礎プログラム

学士力養成のための課題発表会開催


自ら探求する力を付けるために-農医連携特定講義1 課題発表セミナーをおこないました。


動物資源科学科では、平成21年度から医学部の協力を得て農医連携教育プログラムを実施しており、過去2年間、文部科学省大学教育・学生支援推進事業【テーマA】に採択され、本事業は推進されてきました。

昨年度から、新しい試みとして動物資源科学科2年生全員を対象とした「農医連携特定講義1 課題発表セミナー」を開始しました。農医連携教育プログラムでは、専門性を習得することに加え、コミュニケーション能力、問題解決能力といった社会においても役立つ力(学士力・就業力)を身に付けることを目的としています。9月下旬から10月下旬まで、毎月曜日に、自ら決めた課題に対して、グループで情報を収集し討論しながら準備をおこない、10月28日午後に発表会をおこないました。

セミナーでは各チーム約8名の14グループに別れ、農と医に関わる14の課題をグループごとに担当し、問題設定・資料収集・討論といった過程を繰り返し、最終的にパワーポイントファイルを作成し、発表をおこないました。
この日のために各チームで準備したスライドに合わせて、説明文を読み上げたり、発表後の質問を受けたりと、ほぼ全員が初めての体験であったにもかかわらず立派に発表をこなしていました。
また、会場からは同級生の発表に関し活発な質問や意見が出され、進行役の教員が発表時間の調整に苦労するほどでした。

学生はこれらの経験を元に、3年生以降の農医連携専門プログラムでさらに知識と経験を積んで行きます。

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