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生化学研究室への配属を考えている学生へ

本研究室は、教員3人の他に獣医学科の4年生・5人、5年生・6人、6年生・4人で構成されています。研究室は、和気藹々としており、みんな仲が良いです。毎年、研究室対抗のイベントには、研究室員が一丸となって参加しています。研究室の概要としては以下の通りですが、配属される前に一度は見学されることをお勧めします。

卒業研究のテーマ

  • 教員の研究内容に沿ったテーマで1人1人が卒業研究を行います。教員とは常にディスカッションを行い、研究の遂行に必要不可欠な思考回路を養いながら、実験データを日々積み重ねます。4年生の夏休み頃から実験をスタートさせて、まずは基礎的なテクニックを勉強します。4年生の春休みごろまでにいずれの教員に指導されるか決め、本格的な卒業研究のテーマに沿った実験を開始します。研究遂行に必要な考え方・手順は、研究職に進む人だけでなく、臨床、公務員等に就職する方にも有益です。

論文紹介

  • 週に一度英語のゼミがあります。配属されたばかりの4年生の後期はレビュー(総説)をみんなで和訳します。
  • 5年生の4月からは卒業論文作成に向けて、自分の研究テーマに関係する英語の論文を紹介します。英語論文紹介の1巡目は1人ずつ論文の全訳を発表してもらいます。2巡目以降は1回のゼミに2人ずつ論文の要約を発表してもらいます。これにより自分の研究の立ち位置とプレゼンテーションのテクニックを学びます。

進捗報告

  • 定期的に自分の卒業研究の進捗状況についてプレゼンテーションを行います。卒業論文発表会の前に自分の力で研究内容をまとめることにより、研究に対する理解度を高めると同時にスライド作成法、発表法を学びます。

その他のゼミ

  • 吉川・北野グループでは、さらにグループ内でゼミを行っています。

学会発表

  • 研究が順調に進み、ある程度データがあるなら、獣医学会などで積極的に発表してください。自分が行った研究を発表することはとても刺激的で勉強になります。

その他

  • 実験室の掃除、器具の洗浄、研究テーマによっては実験動物の世話などの研究室の仕事もあります。朝9:00〜研究室はスタートしますが、実験系によっては夜遅くなったり、土日や祝日にも実験しなければならないこともあります。

獣医学科2・3年生、および、動物資源学科の学生へ

生化学や分生生物学に興味があり、実際に手を動かしてみたい学生は吉川に相談してみて下さい。長期休暇など時間を合わせて、指導することが出来ます。

教員から一言

将来の夢は人それぞれ異なるとは思いますが、研究室で努力したことはその後の人生の大きな財産になると思います。2年という長い時間をかけて物事の考え方を深く学べるので、研究に真摯に取り組み、楽しんでいって下さい。


より詳しく知りたい方は、一度研究室までお越しください。