広がる学び 4分野からのメッセージ
医科実験動物学分野から
実習レポート

農医連携特定実習2(精神医学入門) 実習レポート

医学の発展にも貢献できる可能性を実感

実習風景

動物資源科学科の教育では、適切な「動物の扱い・飼育方法」を学びます。一方、介在活動・療法では、対象となる「人への視点」「人からの視点」が必要です。医学領域のカリキュラムを加えることにより、動物を適切な活動・療法に生かせるための「人」について学び、患者・治療者・動物・飼育管理者の「輪」を完成させること。動物介在活動・療法分野の学びの目的は、まさにその点にあります。
人が動物と関わることにより、心理的にも身体的にも健康になれる可能性はすでにいくつかの研究でも証明され、アメリカを中心に、医療や教育の現場に取り入れられています。まだ日本では、一般的ではありませんが、今後、発達障害、精神障害のある患者さんへの治療やリハビリ、高齢者施設などにも広がっていく可能性のある分野です。医学部精神科のスタッフと獣医学部のスタッフの強力なタッグのもと、医療現場で本格的に活躍できる動物介在活動・療法を学んでください。
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